
シンポジウム「氷の分子科学 II」を2019/10/9に本学で開催しました.活発な議論が交わされて,なおかつ「何の役に立つの?」という観点からの質問が全く出ない,素晴らしい研究会になりました.浜口先生の "nano ice" には特に矢ケ崎先生と小松先生から非常に鋭い質問がありました.小松先生のピュアな氷 Ic は感動的ですらありました.羽馬先生のスケールの大きな宇宙の氷の研究は,ともすると袋小路に入りがちな分子科学者に勇気を与えるものでした.矢ケ崎先生の氷と水の理論研究には無限の可能性を感じました.
遠方より聴講に来ていただいた方もいらっしゃって,とてもありがたく思いました.どうもありがとうございました.