工学部 応用化学科

学科紹介

学外向け活動

社会活動

 応用化学科では,様々な社会活動を行っています。主なものとしては,オープンキャンパス,サイエンススクールおよびオープンラボがあります。毎年,多くの人がこれらの行事に参加しています。詳細は下記の通りですが,応用化学科でどのような教育や研究をしているかを知りたければオープンキャンパス(夏期)へ,高校では行っていない高度な化学実験に触れてみたい高校生はサイエンススクール(秋期)へ,また,簡単な化学実験に触れてみたい大人から小中学生はオープンラボ(秋期)へ,ぜひ一度足を運んでみて下さい。

オープンキャンパス

 埼玉大学では,毎年夏にオープンキャンパスを開催し,教育内容や研究内容を学外に公開する機会を設けています。毎年,非常に多くの学外の方がキャンパスを見学に来ています。

 

campus1 応用化学科の説明会には,毎年300人を超える人が参加しています。説明会では,応用化学科で行っている教育と研究,入学試験について説明します。また,教授による模擬講義や応用化学科内の研究室見学も行っています。

 

 オープンキャンパスでは,「学生達はどんな勉強をし,どんな生活を送っているのか?」「何を研究しているのか?」「学科の雰囲気は?」「将来どんな職についているのか?」「入学するためにはどうしたらいいのか?」など,様々な疑問に教員が答えます。ぜひ,一度来て下さい。お待ちしております。

 

 埼玉大学のオープンキャンパスページは以下のURLから
http://www.saitama-u.ac.jp/entrance/event/open/(オープンキャンパス情報)

サイエンススクール

 埼玉大学工学部では,例年9月頃に高校生を対象とした体験型の実験教室「サイエンススクール」を開催しており,科学に興味を持っている高校生は実際に自分の手で、さまざまな科学実験を行うことができます。もちろん参加費は無料です。

 

 応用化学科が行う実験には,毎年多くの高校生が参加しており、「分子量をはかる」「色素をつくる」「イオンを見分ける」などをテーマとした化学実験に取り組みます。化学実験は危険を伴うこともありますが、応用化学科の教員の指導の下、安全に配慮して実験を行っています。ほとんどの実験は高校の教科書には載っていない高度な内容ですが、高校の化学で学習する範囲でも十分に理解することができ、実験を通して普段の学習内容もより深く理解することができます。 化学実験をしてみたいという高校生の方はぜひ参加してください。お待ちしています。  

 サイエンススクールへの参加申し込みは工学部ウェブサイトの専用フォームからお願いします。(毎年8月ごろに募集案内が掲載されます。)

school1    

 2019年度は例年より早く、8月3日に開催されました。 日本化学会のサイトに当日の様子が紹介されています。

オープンラボ

 埼玉大学工学部では、毎年11月頃、学園祭にあたる“むつめ祭”の開催に合わせて、“オープンラボ”(大学の一般公開)を実施しています。各学科が趣向を凝らして、大人から子供まで楽しめるテーマを実施しており、私たち応用化学科では化学に関連する下記のテーマを実施しています。

 

スライム(体験)
皆さんよくご存じのスライムです。スライムは、洗濯糊に使われている“ポリビニルアルコール”という高分子から作られています。ポリビニルアルコールは、鎖状(ひも状)の高分子で水に溶ける物質ですが、これにホウ酸を反応させると、高分子どうしがホウ酸でつながれることで、ゴムのような物質に変化します。色を付けたきれいなスライムに子供達は大喜びです。

 

プラ板(体験)
透明なプラスチックの板、"プラ板"に絵を描いてトースターで焼くと、不思議なことにきちんと同じ比率で縮みます。“プラ板”は“ポリスチレン”という高分子を縦横に同じ比率で引っ張りながら、同時に冷やしてシートにした製品です。そのため、引っ張ったときの力がシートに残っているため、加熱して柔らかくなると、引っ張る前の大きさに自分で戻る性質があります。ペットボトルにぴったりと密着したフィルムを不思議に思ったことはありませんか?あのフィルムはこの原理を使ってボトルの外側に巻きつけられています。

 

ガラス細工(実演)
日頃、ガラス製の実験器具を製作しているガラス細工のプロが、その妙技を実演します。ガラス管から、花瓶、置物、ポットまでを自在に作る“技”を披露します。製作した作品は、抽選で見学者にプレゼント! 抽選会には毎年、100人以上が参加しています。

 

labo1