工学部 応用化学科

受験生のみなさん

サイエンススクール

埼玉大学工学部 サイエンススクール 〜1日体験化学教室〜

 

Ⅰ.主催:埼玉大学工学部 応用化学科


Ⅱ.共催:日本化学会関東支部


Ⅲ.開催日:令和8年7月25日(土)(スケジュールは下記の項目Ⅸを参照してください)


Ⅳ.場所:埼玉大学工学部 応用化学科棟2号館2階会議室・23番講義室および実験室


Ⅴ.対象:高校生


Ⅵ.募集人数:32名 (各テーマ8名)


Ⅶ.参加費:無料


Ⅷ.実験テーマ(概要は下記の項目XIIを参照してください)

 1. 藍染め・デニムの青い色素インジゴを合成して、ハンカチを染めてみよう!
 2.1日香料化学者:エステルをつくって「香り」の化学を体験しよう!
 3. 光エネルギーで汚染物質を分解するTiO2を合成して、汚染物質を分解しよう!
 4. セラミックス材料をもちいて、お気に入りのファンデーションを作ってみよう!


Ⅸ.スケジュール

9:00 
 受付開始(会議室)
9:30 
 学科長挨拶、全体説明と担当者紹介
9:50 
 各テーマに分かれて実験
12:00 
 昼休み(弁当持参推奨)
13:00 
 テーマを入れ替えて実験
15:10 
 実験終了、アンケート記入
15:20 
 学科紹介(自由参加)
15:50 
 学科内ツアー(自由参加)

 

Ⅹ.参加申し込み方法

  • サイエンススクール応募フォームに必要事項(※)を記入して申し込んでください。埼玉大学工学部サイエンススクールでは、電気電子物理工学科による「1日体験エレクトロニクス教室」も同時開催します。応募フォーム記入の際には、希望コースの選択にご注意ください。
  • ②申込期限は令和8年7月17日(金)。定員32名になり次第、締め切らせていただきます。
  • ③1日体験化学教室では、いずれかのテーマの応募者が定員を超えた場合には、他のテーマへの参加をお願いすることがあります。
  • ④参加者の決定はメールにて令和8年7月17日頃までに通知します。
  • ⑤問い合わせ先:埼玉大学工学部サイエンススクール係(担当:原口)
  •  電話: 048(858)3342(直通)  電子メール: science-school@gr.saitama-u.ac.jp
  •  

    Ⅺ.注意事項など

  • 〇欠席する場合は、上記のⅩ⑤問い合わせ先に事前連絡をお願いします。体調不良などの場合は、当日でも構いませんので、なるべく連絡をお願いします。
  • 〇マスクの着用、手指の消毒などの基本的感染対策は、個人の判断で行ってください。
  • 〇埼玉大学工学部サイエンススクールの応募の際に取り扱う皆さんの個人情報については、埼玉大学工学部サイエンススクールの受付のみで使用し、他の目的に使用することはありません。
  • 〇当日、写真撮影を行いますが、写真は当大学の広報、共催機関への報告のみに利用し、撮影は個人が特定されないように配慮します。
  •  

    Ⅻ.テーマ概要

    1.藍染め・デニムの青い色素インジゴを合成して、ハンカチを染めてみよう!

     インジゴは現在も非常によく使われている染料の一つで、ジーンズやニット、絣(かすり)や紬(つむぎ)などに愛用されています。インジゴは暗青色の固体で、水やほとんどの有機溶媒に溶けないのですが、還元体のロイコインジゴは水に可溶です。インジゴをロイコインジゴに還元し、その水溶液を繊維にしみこませてから空気中に放置すると、ロイコインジゴは繊維に取り込まれたまま、空気中の酸素で酸化され、不溶性のインジゴに戻り、色落ちしにくい染物となります。本実験では、簡便な合成法でインジゴを合成し、合成されたインジゴを化学的に還元して木綿のハンカチに染み込ませ、ハンカチを青色に染める実験を行います。

     

    2.1日香料化学者:エステルをつくって「香り」の化学を体験しよう!

     「香り」は嗅覚から様々な情報を与えてくれるもので、私たちの日常生活に欠かせません。有機化学の発展によって、現在では多くの香料が化学合成によってつくられています。合成香料の中でも、カルボン酸とアルコールから脱水反応によって合成される「エステル」類は数多く知られており、食品や香水、化粧品などに広く利用されています。この1日体験化学教室では、実際にいくつかのエステル系香料の化学合成を行って、それらの香りの違いを調べてみましょう。また同時に、有機化学の基本的な実験操作も学んでもらいたいと思います。

     

    3.光エネルギーで汚染物質を分解するTiO2を合成して、汚染物質を分解しよう!

     光触媒は、光を受けることで強い酸化力をもつ反応種を生成し、さまざまな汚染物質や細菌を分解・除去できます。この性質を利用すれば、外部から多くの薬品や電気エネルギー等を加えなくても、自然界に存在する光エネルギーを利用して水や空気を浄化できます。このため光触媒は、防汚ガラス、空気清浄、水処理、抗菌材料などの応用が期待されています。本実験では、光触媒の一種であるTiO2を合成し、得られたTiO2や市販のTiO2を用いて、模擬汚染水の分解実験を行います。光の有無や酸化チタンの有無を比較することで、光触媒反応が進行するために必要な条件を調査します。

     

    4.セラミックス材料をもちいて、お気に入りのファンデーションを作ってみよう!

     セラミックスとは金属、有機材料とともに暮らしに欠かせない三大材料の一つで、「人為的な処理によって製造された非金属無機質固体材料」です。日常ではガラス・石膏・セメント・陶磁器・琺瑯などで目にします。一方、最先端の電子機器やその製造に用いられるファインセラミックスと呼ばれる光学材料・磁性材料・電子セラミックスもあります。今回、化粧品(ファンデーション)という身近なセラミックス製品をとりあげ、セラミックス材料全般に対する理解を深めます。また、ファンデーション作りを通じて、セラミックスの製造工程(パウダープロセス)の一端に触れてもらいます。